[本能に従う]

 数年後。  不況の波も乗り越えて立派に社会人となった君は同僚の誘いも女性社員の告白も振 り切って定時帰宅の毎日を送っている。家には君にとって最愛の存在が今日もハンバ ーグやらカレーライスやらを用意して待っているのだ。
 お稚児趣味?  いやいや、相手は何といっても『悪魔』なのだ。
年齢では君より年上だが年をとる ことはない、営業の仕事だって君が毎日毎晩注ぐ精気によって充実している。正に相 思相愛、立派な社会人となった君は今日も愛に生きているのである。

  HAPPY END?

・最初からゲームをする